こんにちは。 宇和島市三間町の書道教室、 書の美沼松浦です。
いつもブログを読んでくださるみなさま、本当にありがとうございます。
今日は、書道における「姿勢」と「筆や鉛筆の持ち方」について語ります。
スポーツで言うところの「フォーム」と同じ意味合いです。
書道の基本を学ぶ時、最初に「正しい姿勢」とか「筆の持ち方」を教わりますよね。
それが自分がしていた姿勢や持ち方と違った場合、矯正することもあると思います。
そんなとき子どもたちからよく聞くのが、これ。
「前の方が書きやすい」
「この持ち方じゃ書けない」という声。
うん、分かるよその気持ち😂今まで慣れていたやり方の方が楽に感じるのは当然だよね。
でも、ここが大事な分岐点!
書道でもスポーツでも同じこと、なぜフォームを整えなければいけないのか?を
うまく伝えられるかどうか。
そのように習ったから?
教科書に書いてあるから?
ルールだから?
大事なのはそこじゃないですよね、正しい姿勢や持ち方には意味があるんです。
正しいフォームを身につけておくメリット・間違ったフォームでやり続けるデメリット。
両方を理解して、自ら新しいフォームを選べるかが分岐点。
●正しいフォームだと・・・体や腕が動く範囲を広げ、よりスムーズに動かせるようになります。無理に力む必要がなくなるため、力が筆先にしっかり伝わり、太さや力強さを表現できます。結果、疲れにくいです。→効率が良い
●逆に、間違ったフォームだと・・・腕が動かしにくいため、手首や指を余分に動かしてしまいます。力が加わらない部分をフォローしようと、エイっと勢いに任せてしまうことも起きます。力みから疲れやすいです。→効率が良くない
ただし、例外もあり。
スポーツでも、独特なフォームだけどすごい結果を出す人、いますよね。
野球のイチロー選手なんてその代表格。
イチロー選手のバッティングフォームは独特だけど、間違いなく一流選手です。
書道でも、そんな風に「独自のスタイル」を持つ人がいます。
左利きさんもその一人。
なんだかフシギな持ち方をしていても、別の身体の部位を工夫して器用に動かし
めちゃくちゃ上手に字を書く生徒さんが、実際書の美沼にもいます。
だから、最初は「これ、書きにくい!」と思っても
ちょっとだけがんばって正しい姿勢や持ち方を試してみてくださいね。
少しずつ慣れてくると、驚くほど線が安定して美しくなってくるんです。
次はそこが楽しみですね!
それでは、今日も楽しく一筆一筆、丁寧に書いていきましょう!
本日のまとめ
- 姿勢や持ち方の矯正は、最初はやりづらくて当然
- 正しいフォームを身につけるメリットと身につけないデメリットを考える
- 少数だが例外もある
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投稿者プロフィール

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書道教室書の美沼主宰。
書道以外の趣味は、旅行・筋トレ・ファスティング。
webデザインも勉強中。
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