こんにちは。
宇和島市三間町の書道教室、 書の美沼松浦です。
いつもブログを読んでくださり、誠にありがとうございます。
今日は、今年から愛媛県で始まった新しい高校入試制度「特色選抜」についてお話しさせてください😊
祝・内定!書道の実績が「合格」の決め手に
今年の高校受験から導入された「特色選抜」のこと。皆さんはどれくらい知っていますか?
特色選抜=これまでの推薦入試とは違い、中学校長の推薦が不要になり、生徒自らが自分の強みをアピールする仕組みへと大きく変わりました。
うれしいことに、書の美沼の中学3年生2名が、この特色選抜で志望校から見事「内定」をいただきました! おめでとうございます!
保護者の方から「書道の段位や入賞実績をしっかりアピール欄に書くことができました。先生のおかげです!」と、ていねいなお礼の言葉をいただきました。合格は、本人が書道以外のことも一生懸命頑張った結果だと思いますが、その一助になれたことが私も本当にうれしく、感無量です🙇♀️
そして今回の制度変更を間近で見ていて、高校受験の性質が「学校に選んでもらう形」から「自分の強みを自らプレゼンする形」へと、大きく変化したことを強く実感しています。
これってすごく良い変化だと思いませんか?
特色選抜について(私調べ)
「特色選抜って、結局どういうもの?」と気になっている方のために、私なりに調べてまとめてみました。
※もし間違っている点があれば訂正しますので、こっそり教えて下さいね。
1. 提出するもの(出願時)
中学校からの「調査書(内申書)」だけでなく、生徒本人が作成する書類が必要。
• 特色選抜出願書(自己PR書)
これが最も重要です。「なぜその高校に行きたいのか」に加え、「これまでの活動(書道など)で何を学び、高校でどう活かしたいか」を自らの言葉で記述します。
• 調査書(内申書)
中学校が作成し、各教科の評定や部活動・文化活動の記録が記載されます。
• 活動実績を証明する資料(任意の場合が多い)
高校によって異なりますが、書道の賞状の写しや、段位認定証などを実績の根拠として提出、あるいは面接時に持参できる場合があります。
実際に書の美沼の生徒さんは
「JA夏休み書道コンクールの賞状」「えひめこども美術展の賞状」「特待生の認定証」を提出されたそうです。このように目にみえる結果を持っている場合は、やはり大きな強みになりますね!
2. 当日の検査内容
特色選抜では、すべての高校で「面接」が実施されるほか、各高校が指定する「独自検査」が行われます。
• 面接:出願書の内容を深掘りされます。「書道で苦労したことは?」「それを高校生活にどう繋げますか?」など。
• 作文・小論文:与えられたテーマで書きます。(みんなー!きれいな字の出番だよー!)
• 実技・プレゼン・適性検査:学校により、実際に筆を執ったり発表したりすることも。
【本題】「中学生で卒業」はもったいない?習い事の新しい価値
正直にお話しすると、これまでは「中学生になったら部活や勉強が忙しくなるし、習い事を卒業するのは仕方のないことだ」と私自身もどこかで思っていた部分がありました。
しかし、今の入試制度、そして生徒さんたちのがんばりを見て、考えは180度変わりました。受験の内容が変わったことで、習い事の存在意義もまた、新しくなっていると感じています。
習い事を続ける忙しさが受験の妨げになるかも……という心配をよそに、実はその『継続』こそが高校受験の武器になる。これって、結構目から鱗の話ではないでしょうか?
検定や資格とは違う「継続」という圧倒的なインパクト
英検や漢検といった資格、あるいは大会やコンクールでの賞状。これらは目に見える立派な成果物ですが、書道を長く続けてきたことは、それらとはまた違う「数値化できない力の証明」になります。
書の美沼には、幼児の頃から通ってくれている子がたくさんいます。現在の小学6年生を例に挙げると、なんと半分以上の生徒さんが年中(5歳)から書道を始めています。(抱っこにおんぶ♡稽古中に寝たり、鼻水垂らして泣かれたり、本当に本当にかわいかったなぁ〜♡)
15歳の受験生が「幼児の頃から10年間、書道を続けてきました」と語るインパクトを想像してみてください。習い事といえど人生の2/3を一つの道に捧げてきた。圧倒的なカッコよさがありますし、ちょっと言葉の重みが違いますよね。
中学でも書道を続けたのに、もし1枚が賞状がもらえなかったとしたら?
特色選抜では、「何をしたか」よりも「どう取り組んだか(プロセス)」が重視されます。
• 賞状をもらった子は、華やかな「実績」を語ることができます。
• 賞状がもらえなかった子は、誰にも真似できない「試行錯誤」を語ることができます。
「なぜ上手くいかないのか」を分析し、手本の観察方法を変え、練習の枚数を重ね、それでも評価につながらなかった時期をどうとらえて継続したか。そのストーリーこそが、面接官が最も知りたい「その子の人間性」であり、独自の強みになるのではないでしょうか?
個人的には、外からの報酬(賞)がなくても、投げ出さずにがんばる「粘り強さ」がある人って、子ども大人関係なくめちゃくちゃかっこいいなと思います。
自分で決めた「道」を、どこまでも応援したい
今日のブログが、以前の私のように「中学=習い事卒業」と思っていた方にとって、一つの新しい視点になればうれしいです。『忙しくて受験勉強の邪魔になるかも』というこれまでの常識に反して、習い事の継続が合格への強力な追い風になる。そんな新しい入試の形のお話でした。
とはいえ、人生一度きりの中学生活。部活や勉強、そのほか「今しかできないこと」にどっぷり浸かるのも、最高の青春ですよね。書道は卒業するけどピアノは続ける、といった判断も、自分で決めたことなら本当にすばらしいことだと思います。
書道の継続が、高校受験という大きな壁を乗り越える力になり、「続けてきて良かった!」と思ってもらえる。そんな瞬間を共有できたら、指導者として何よりの幸せです。
ですが、私はみんなの決意をいつでも応援したいので、「卒業します」と決めた生徒さんを無理に引き留めることはありません。
親御さんは「いまだにノートの字が雑で……」と心配される日もあるかもしれません(笑)。いざ本気を出せば、バシッときれいな字が書ける実力が、6年生全員に備わっています。
卒業を決めた生徒さん対しては「これから先もこの文字があなたの味方になってくれるよ」と声をかけ、笑顔で卒業を見送りたいと思っています😊みんなの新しいスタートを、心から応援しています!
投稿者プロフィール

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書道教室書の美沼主宰。
書道以外の趣味は、旅行・筋トレ・ファスティング。
webデザインも勉強中。
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