こんにちは。 宇和島市三間町の書道教室、 書の美沼松浦です。
いつもブログを読んでくださるみなさま、本当にありがとうございます。
「この線はどうやって書くんですか?」
教室に通ってくださる大人の生徒さんから、そう尋ねられました。
私よりずっと人生の大先輩であるその方は
いつも本当に謙虚で、一筆一筆を大切に、まっすぐに学んでいらっしゃいます。
「先生のような字に憧れます」と言っていただくのは、この上なく幸せですが
それ以上に、年齢を重ねてもなお「学びたい」と目を輝かせるそのお姿に
私の方が大切なことを教わっています😊
「知ろう」とする心があれば、人は何歳からでも成長することができる。
そんな勇気を、生徒さんからお裾分けしていただく毎日。
「字が汚い」という思い込みを、手放してみませんか?
さてさて、書の美沼に来てくださる大人の生徒さんの多くは
「自分の字は汚いから……」と、自信を持てずにいます。
でも、長年書道に携わってきた私からお伝えしたいのは
「字はセンスのせいではない」ということかもしれません。
「綺麗な字」と「汚い字」。
その差は、実はとってもシンプル。
ただ、“美しく見える書き方のコツを知っているかどうか”、という点のみ。
美しく見える書き方(コツ)に出会っていないだけ。
ちょっと思い返してみてください。
小学生のころ、字を習う過程で国語の時間に教わったのはどんなことでしたか?
・正しい読み方
・書き順
・熟語の意味
きっと、このあたりまでだったはずです。
「どうすればバランスが整うか」「どこを意識すれば洗練されて見えるか」といった
形を整えるためのポイントまで教わった人は、おそらくほとんどいません。
たとえば
・縦線は太く/横線は細く
・漢字は大きく/ひらがなは小さく
・横線は右上がり
・「口」は台形/「目」は長方形
・さんずいの2画目はちょっと左に飛び出して書く
そんな、字が生き生きと見える「コツ」を
私たちは学校で習う機会がなかっただけなのです☺️
知らないのは、伸びしろがあるということ
字が上手な人は、たまたま別の場所で学ぶ機会があったか、
手本となるもののバランスを見て真似るのが得意だった人。(たまにいるけど、羨ましいですよね😊)
だから、今あなたが「上手く書けない」と感じていても、それは決して恥ずかしいことではありません。
“汚い字”=それはまだ“書き方のコツ”を試してない字。
知らないのは、悪いことじゃないんです。
むしろ、これから新しい発見がたくさん待っている「伸びしろ」だと言い換えてもいいかもしれません。
だからこそ、冒頭でご紹介した生徒さんのように
「なぜこうなるのか?」とその仕組みを理解しようとする姿勢こそが、上達への最短距離となります。
「もっとキレイに書いてみたい」
そう思った瞬間、すでにあなたは美文字への道を歩き出しています。
誰だって、最初は知らないところから始まります。
最低限、読めれば成り立つとも言える文字について
「キレイに知りたい」と思えたことこそが、才能だと私は思います💎
大人になった今だからこそ楽しめる、字との対話。
あなたの個性を大切にしながら、その「一歩」を一緒に歩んでいけたら、こんなに嬉しいことはありません。
ぶっちゃけ字って、たった一本変えるだけで見違えるようになります。
その時の「へぇー!」と思う体験をぜひ一度味わってもらいたいなと思っています。
投稿者プロフィール

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書道教室書の美沼主宰。
書道以外の趣味は、旅行・筋トレ・ファスティング。
webデザインも勉強中。
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